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船底につくフジツボはどうする?船底掃除方法や必要性とは

船底につくフジツボはどうする?船底掃除方法や必要性とは

船底はなかなか見る機会が少ないため、メンテナンスを怠りがちになります。

しかし、船底は思っている以上に、フジツボや貝類が付着しやすいです。

放置しておくとびっしりこびりついてしまい、船のスピードが落ちたり故障の原因になったりします。

そのため船底は定期的に掃除しなければいけません。

この記事では、船底の掃除方法について解説しています。

船底を初めて掃除する方は、ぜひ参考にしてみてください。

船底につきやすいものとは?

船底を放置しておくと、海に漂っているものが付着してしまいます。

ここでは、船底につきやすいものを4つご紹介します。

フジツボ

岩にボコボコとしたものがついているのを見たことがありませんか。

ボコボコしているものは、フジツボという甲殻類の一種です。

貝のように見えますがエビやカニの仲間で、一度付着するとなかなかその場所から離れません。

また、フジツボは船底に付着したまま繁殖するため、放置しておくとどんどん増えていきます。

【参考】大規模流出油関連情報(海上保安庁)

海藻類

アオサなどの海藻類も、船底に付着しやすく、プロペラに絡まってしまうこともあります。

船底やプロペラといった設備につくと、船のスピードが落ちる原因になります。

貝類

ムラサキガイやイガイといった貝類も、船底によく付着します。

貝類は、船底への密着度が高いです。

さらに放置したままだと、フジツボのように大量に増殖してしまうこともあります。

苔類

船底は濡れているため、苔類も繁殖しやすいです。

苔類は見た目が悪く、そのままにしておくと染料が剥がれやすくなる原因にもなります。

船底を掃除しないとどうなる?

船底を掃除しないとどうなる?

船底は直接見る機会が少ないため、どうしても掃除をするのが後回しになりがちです。

しかし定期的に掃除しないと、前述のようなフジツボや貝類が船底にたくさんこびりついてしまいます。

大量のフジツボをつけたまま走行すると、10%~20%も速度が落ちると言われています。

さらに燃費は40%も落ちると言われているため、燃料費も多くかかってしまうでしょう。

また、スクリューに海藻などが絡まってしまった場合は、船の故障に繋がってしまう恐れもあります。

船のパフォーマンスを維持するためにも、船底は定期的に掃除しなければいけません。

船底掃除をする時期はいつがいい?

船底掃除は、年に2回するのが理想的です。

まずは、フジツボや貝類が繁殖しやすくなる5月頃で、次に船底についた生物を落とすため10月頃がおすすめです。

船底塗料は、おおよそ6か月ほど効果があると言われています。

半年に1度塗りなおすと、効果が持続するでしょう。

また船底掃除と同時に船のメンテナンスや点検を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

船底掃除に必要なもの

船底掃除に必要なものは、下記のとおりです。

  • 高圧洗浄機
  • スクレーパー
  • 塗装トレー
  • 塗装ローラー
  • タオル
  • マスキングテープ
  • 染料

高圧洗浄機は、家電量販店やホームセンターで購入できます。

スクレーパーや塗装トレー、塗装ローラー、タオル、マスキングテープは100均のもので充分です。

船底用の染料は、船具の専門店で手に入ります。

染料はフジツボや貝類の付着を防ぐ亜酸化銅が入っていることから、赤いものがほとんどです。

近年では、海生生物の付着を防ぐ塗料も販売されています。

もし家の近くにお店がない場合は、インターネットで購入すると良いでしょう。

船底掃除の流れ

船底掃除の流れ

船底掃除を初めて行う場合、やり方が分からない方も多いでしょう。

船底掃除は正しい手順で行うことで綺麗になり、海生生物をつきにくくすることができます。

ここでは、船底掃除の流れを解説します。

1.高圧洗浄機で落とす

まずは業者に依頼して、船を陸へ引き上げてもらいます。

船を船台に上げると、船底にフジツボや貝類がこびりついているのが分かるでしょう。

付着しているものは、高圧洗浄機で洗い落していきます。

小さなフジツボや貝類であれば、高圧洗浄機で洗い落とせます。

2.スクレーパーでそぎ落とす

高圧洗浄機で落としきれなかったものは、スクレーパーで落としていきます。

スクレーパーとはヘラ状の道具で、付着したものを削り落とせます。

船底に残った大きなフジツボや貝類を、どんどん削ぎ落していきます。

3.乾かす

船底が綺麗になったら、乾かします。

乾かした後に見落としたフジツボなどがあったら、削ぎ落としましょう。

塗装をする前に、タオルできちんと汚れを取っておきましょう。

4.塗装する

船底が乾いて綺麗になったら、いよいよ塗装です。

塗る箇所と塗らない箇所の境目に、マスキングテープを貼ります。

その後はトレーに染料を入れて、ローラーでゆっくりと丁寧に塗装していきましょう。

塗装が終わったら、マスキングテープをはがして完成です。

船底掃除はプロに依頼するのがおすすめ

船底掃除は自分でもできますが、大変な作業となります。

そのため掃除をプロに依頼するのもひとつの手です。

家庭用の高圧洗浄機では、なかなか海生生物が落としきれない場合があります。

プロであれば、業務用の高圧洗浄機の威力で、フジツボや貝類といったものを一気に落としていけるでしょう。

もし自分で掃除するのが難しいと感じた場合は、プロに依頼すると良いでしょう。

まとめ

船底には、フジツボや貝類が付着しやすいです。

そのまま放置しておくと、船のパフォーマンスが落ちてしまいます。

定期的に掃除して塗料を塗りなおすことで、海生生物の付着を防げます。

船底の掃除は大変な作業のため、プロに依頼するのもひとつの手です。

船のパフォーマンスを維持するためにも、定期的に掃除しましょう。

よくあるご質問

船底に付着しやすいものとは?
以下4つが船底には付着しやすいものです。

  • フジツボ

  • 海藻類

  • 貝類

  • 苔類

この記事の監修者

奈良の高圧洗浄会社「エコロビーム奈良」の代表

株式会社タケマル 代表取締役 清水 隆圭

高い技能を兼ね備えた高圧洗浄業者が複数加盟する一般社団法人特殊高圧洗浄協会に加盟しており、高圧洗浄の幅広い知識と技量を有しております。
一般家庭だけではなく、公共施設やテーマパークなどの大規模施設の洗浄業務にも携わる安心安全の高圧洗浄技術で、あらゆる汚れのお悩みにお応えします。
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