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タイヤや洗車に高圧洗浄って使えるの?汚れを落とす方法とは

タイヤや洗車に高圧洗浄って使えるの?汚れを落とす方法とは

みなさん洗車をするときに高圧洗浄機を使っていますか?

高圧洗浄機で洗車すると汚れが落ちやすくてタイヤまでピカピカにすることができます。

しかし、水圧が強い高圧洗浄機だからこそ使い方に注意も必要です。

ここでは、「高圧洗浄機を使った正しいタイヤの洗い方」「タイヤの汚れを高圧洗浄機で洗浄するメリット」などをご紹介します。

洗車用に高圧洗浄機を購入しようか迷っている方や高圧洗浄機を使ったタイヤの洗浄方法を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

洗車に高圧洗浄機って使ってもいい?

結論から言うと、洗車に高圧洗浄機を使うのはOKです。

高圧洗浄機は水圧が強く汚れを落とす威力が強いので、洗車時の使用に向いています。

ただし、水圧が強いため使う際は注意も必要です。

高圧洗浄機で洗車する際の注意点は「洗車時に高圧洗浄機を使う際の注意点」で詳しく説明します。

特に高圧洗浄機はタイヤ洗浄におすすめ

特に高圧洗浄機はタイヤ洗浄におすすめです。

タイヤには泥汚れや排気ガスによる汚れのように頑固な汚れがついているので、威力が強い高圧洗浄機での洗浄が向いています。

車体の洗浄にも高圧洗浄機は使えますが、水圧を強くしすぎると塗装やコーティングが剥がれやすくなるので、注意しましょう。

では、次に高圧洗浄機を使った正しいタイヤの洗い方をご紹介します。

便利な機器を正しく使ってタイヤのメンテナンスを行いましょう。

高圧洗浄機を使った正しいタイヤの洗い方

高圧洗浄機を使った正しいタイヤの洗い方

まずは必要な道具からご紹介していきます。

タイヤを洗うのに必要な道具

  • スポンジorブラシ(できればタイヤ用)
  • タオル(クロス)
  • 洗剤(洗車用・タイヤホイール用など)
    • 洗剤は使いすぎると劣化の原因になるので汚れがひどい時だけ使いましょう
  • 高圧洗浄機(ホース)
    • 高圧洗浄機はなくても洗車できますが、あると仕上がりが美しくなるのでおすすめ

タイヤの洗浄には上のような道具が必要です。

これらの道具はホームセンター・カー用品専門店・通販などで購入可能です。

では、次にタイヤの洗浄方法をご紹介します。

1.タイヤが納められているタイヤハウスを洗浄する

まずは、高圧洗浄機もしくはホースでタイヤハウス(タイヤの周辺にあるタイヤが納められている部分)の汚れを洗い流しましょう。

タイヤハウスの内側は見えにくいですが、泥汚れなどの頑固な汚れが付着しているので、先に洗浄しないとタイヤに汚れがタイヤハウスに落ちて二度手間となってしまいます。

タイヤを洗浄する前にタイヤハウスを美しくすることで、タイヤが汚れるのを防ぎましょう。

2.タイヤを洗浄する

次に、高圧洗浄機もしくはホースでタイヤを洗浄します。

ここでタイヤに付着した泥汚れなど強固な汚れを洗い流しましょう。

高圧洗浄機でタイヤを洗浄する際は、高圧洗浄機の先からタイヤまで約50㎝離しましょう。

近すぎる距離から高圧洗浄をすると水圧でタイヤが傷んでしまうことがあります。

3.ブラシ・スポンジで洗浄する

高圧洗浄機やホースで大まかな汚れを洗い流したら、ブラシやスポンジで洗浄しましょう。

このときに、タイヤの点検も同時に行いましょう。

ひびが入っていないか、釘が刺さっていないか、溝がなくなっていないかなど確認することが大切です。

タイヤのゴム部分は水洗いでも十分に汚れが落ちます。

洗剤を使うと返ってタイヤの劣化を早めることもあるので、できれば水洗いをしましょう。

どうしても洗剤を使いたいという場合は、タイヤ専用洗剤を使うのがおすすめです。

4.ホイールを洗浄する

タイヤの洗浄が終わったらホイールも美しくしましょう。

ホイールの洗浄は洗剤を使うのがおすすめです。

ホイールを洗剤で洗うとコーティングされて汚れがつきにくくなります。

また、洗剤はできればホイール用洗剤を使用しましょう。

5.洗剤を洗い流す

ホイールの洗浄が終わったら次は水で汚れや洗剤を洗い流します。

その際には、汚れや洗剤の洗い残しがないようにしましょう。

洗剤の洗い残しがあると、タイヤの劣化を早める可能性もあります。

6.水分を拭きとる

しっかりと洗剤や汚れを洗い流したら次はタオルやフロスで水分を拭き取ります。

「時間がない場合」や「次にワックスなどを着つけない場合」は水分を拭き取る作業は省いてもOKです。

7.タイヤ用ワックスで美しく仕上げる

時間がある場合は、タイヤ用ワックスもしくは艶出し用スプレーでタイヤをコーティングしましょう。

この作業をしておくと汚れが付着しにくくなり美しい状態を長くキープできます。

では、次にタイヤの汚れを高圧洗浄機で洗浄するメリットをご紹介します。

タイヤの汚れを高圧洗浄機で洗浄するメリット

タイヤの汚れを高圧洗浄機で洗浄するメリット

タイヤ汚れはホースでも洗浄できますが、高圧洗浄機を使うことでさらに早くきれいに仕上げることができます。

ここでは、高圧洗浄機を使ってタイヤを洗浄するメリットをご紹介します。

見た目が美しくなる

タイヤを美しくすると車全体が綺麗な印象になります。

どれだけ車体が美しくてもタイヤが汚れていたら、どうしても清潔感が出ません。

タイヤの汚れは意外と目立つものです。

しかも、タイヤ汚れは頑固でホースの水ではなかなか落ちません。

高圧洗浄機を利用すれば一瞬で汚れが落ちるので、タイヤの洗浄へのハードルも下げてくれるでしょう。

タイヤの点検にもなる

タイヤの洗浄をすると同時にタイヤ点検もできます。

タイヤは普段から点検しておくと大きな事故を防ぐことにも繋がります。

点検だけを行う機会はなかなかないので、タイヤを洗うタイミングで同時に点検もすることを決めておくと良いでしょう。

【参照】冬用タイヤの溝深さに注意!(国土交通省)

タイヤ点検時のポイント

タイヤ点検では以下のような部分をしっかりとチェックしましょう。

タイヤの溝が4㎜以上残っている?タイヤの溝が4㎜以下の場合は、スリップの危険があるのでタイヤ交換をしましょう。
タイヤの溝の深さはタイヤの部分によって差がない?タイヤの部分(センター・片方の端・両端)によって溝の深さが違う時は、プロに点検してもって、必要な場合はタイヤ交換をしましょう。
タイヤにひび割れや損傷はない?タイヤにひび割れや損傷がある場合は、パンク・バーストの危険性があるためタイヤ交換がおすすめです。

タイヤ交換が簡単になる

タイヤ洗浄を定期的に行うことによってタイヤを綺麗に保つことができます。

タイヤが綺麗だとタイヤ交換を行う時に汚れにくくなるため自分で楽にタイヤ交換もできるでしょう。

急にタイヤ交換が必要になる場合もあるので、普段から綺麗な状態をキープしておきましょう。

では、次に洗車で高圧洗浄機を使用する際の注意点をご紹介します。

洗浄時に高圧洗浄機を使う際の注意点

洗浄時に高圧洗浄機を使う際の注意点

高圧洗浄機は水圧が強いため洗車時の使用に向いていますが、洗車時に使う場合にはいくつかの注意点があります。

次に洗車時に高圧洗浄機を使用する場合の注意点をご紹介するので、チェックしていきましょう。

強すぎる水圧に注意しよう

洗車のために高圧洗浄機を使う時は水圧を高強くしすぎないようにしましょう。

強すぎる水圧で洗車をすると車体に傷がついたり、塗装が剥がれたりしてしまう可能性があります。

特に年式が古い車、塗装が劣化し始めている車は注意が必要です。

まずは、地面に水を噴射して水圧を確認してから車に水を当ててみましょう。

そこで水圧が強いと感じた場合は水圧を弱めるのがポイントです。

適切な水圧が分からない場合は、離れたところ(50㎝以上離れたところ)から水を噴射し、徐々に近づけていきましょう。

洗車の順番に注意しよう

洗車で高圧洗浄機を使用する際には、洗う順番に注意しましょう。

まずは一番汚れているタイヤやホイールなどタイヤ周りから洗浄するのがポイントです。

理由は、車体を洗浄した後にタイヤを洗浄してしまうと、タイヤの汚れが車体に飛び散って再度洗う必要があるからです。

洗車をする時は、汚れている部分から洗うということを忘れないようにしましょう。

水に弱い部分に注意しよう

車には水に弱い部分もあります。

高圧洗浄機で洗浄すると水圧が強いため、気を付つけながら洗車しないと水に弱い部分にも水が入ってしまいます。

水に弱い部分に水が大量にかかると故障の原因にもなるので注意しましょう。

車の水に弱い部分

  • マフラー
  • ブレーキ関連の部分
  • エンジン関連の部分

洗車を自分で行う場合は、上の部分が水に弱いことを知っておきましょう。

洗い流し残しや拭き残しに注意しよう

高圧洗浄機を利用した洗車に関わらず、洗剤の洗い残しや水分の拭き残しには注意が必要です。

洗剤が残ったままだと車体もタイヤも劣化を早める原因となります。

また、水分が残っていると水垢になり跡が残ってしまうので、水の拭き残しに注意が必要です。

タイヤの洗いすぎに注意しよう

高圧洗浄機で洗車をする際には、タイヤの洗いすぎに注意しましょう。

タイヤはゴムでできているため、洗いすぎると劣化の原因になります。

水圧が強すぎるとタイヤが傷んでしまう可能性もあるので、適度な距離・水圧で洗浄しましょう。

タイヤを洗うタイミングは?

  • 汚れが気になった時
  • 泥やほこりで白っぽくなっている時

洗車のたびに毎回タイヤを洗うというよりも、汚れが気になった時にタイヤも洗いましょう。

自分で洗車するのが難しい人はプロに依頼するのもおすすめ

自分で洗車するのが難しい人はプロに依頼するのもおすすめ

中には「洗車の方法が分からない」「自分で洗車するのは不安」という方もいるでしょう。

そのような場合はプロに相談しましょう。

プロであれば洗車の方法や車についての知識が豊富なので安心です。

また、洗車後の美しさもプロ仕様の仕上がりが期待できます。

自分で洗車をするのが不安という方は無理せずプロに頼むのもおすすめです。

まとめ

高圧洗浄機は人の手で洗浄するのが難しいところも一瞬で綺麗にしてくれる便利な機器です。

車も手で洗うより早く美しく洗ってくれます。

しかし、水圧が強すぎると車体やタイヤに悪影響を与えてしまうことがあるので注意が必要です。

高圧洗浄機を使って洗車をする際には正しい方法で洗車しましょう。

高圧洗浄機は上手に使うととても便利な機器です。

大掃除の前に高圧洗浄機の購入を考えてみるのもおすすめです。

よくあるご質問

タイヤ洗浄に必要な道具は何ですか?
必要な道具は以下の通りです。

  • スポンジorブラシ(できればタイヤ用)

  • タオル(クロス)

  • 洗剤(洗車用・タイヤホイール用など)

  • 高圧洗浄機(ホース)

この記事の監修者

奈良の高圧洗浄会社「エコロビーム奈良」の代表

株式会社タケマル 代表取締役 清水 隆圭

高い技能を兼ね備えた高圧洗浄業者が複数加盟する一般社団法人特殊高圧洗浄協会に加盟しており、高圧洗浄の幅広い知識と技量を有しております。
一般家庭だけではなく、公共施設やテーマパークなどの大規模施設の洗浄業務にも携わる安心安全の高圧洗浄技術で、あらゆる汚れのお悩みにお応えします。
お気軽にご相談ください。

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