「朝見たら家の外壁に落書きか…」
「最近家の近くで落書き事件が多発している…」
このように落書きに関するトラブルは意外と多いです。
すぐにでも消したい落書きですが、実際に落書きをされた場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。
ここでは、「外壁に落書きをされたときの対処法」などをご紹介します。
落書きをされてどう対応して良いか分からない方や自分で落書きを消す方法があるのか知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
外壁に落書きをされたらどうする?
外壁に落書きをされたらまずどのように対処すれば良いのでしょうか。
まずは警察や自治体へ相談する
許可のない外壁への落書きなどは、他人の所有物への破損行為、つまり器物破損行為であり、犯罪です。
そのため、すぐに消すのではなく、まずは警察に相談し、被害届を提出しましょう。
また、地域によっては落書き防止対策課を設けているところもあります。
【参考】落書きは犯罪です
渋谷区
自分で対処できるか確認しよう
次に落書きが自分で消せるものかどうかを確認しましょう。
落書きによっては自分では消せないものもあります。
無理に自分で消すと返って壁が傷んでしまう場合もあるので、丁寧に確認することが大切です。
また、落書きを消すために使用する薬液は人体に有害なものも多いので、薬液の扱い方が分からない方などは業者に依頼するのがおすすめです。
自分で消すのが難しいケース
- 落書き範囲が広い場合
- スプレーで落書きされている場合
- ペンキで落書きされている場合
- 落書きをきれいに消したい場合
- 落書きの再発防止対策を行いたい場合
上記のような場合はDIYが難しいため、業者に依頼して消してもらうのがおすすめです。
気になる方は一度専門業者に相談してみましょう。
【軽度な落書きの場合】自分で落書きを消してみる
自分で消せそうな落書きであればDIYで対応してみるのもおすすめです。
以降、「【DIY】自分で落書きを消す方法とは」で具体的な方法をご紹介します。
【なかなか消えない落書きの場合】業者に落書きを消してもらう
自分で消せない落書きの場合は、専門業者に依頼しましょう。
専門業者に依頼するとある程度の費用はかかりますが、落書きがされていたことが気付かれないくらいのきれいな仕上がりになることが多いです。
簡単に消えないような落書きをされてしまった場合は、薬液の扱いにも慣れている専門業者に依頼すると良いでしょう。
具体的な流れは以下の「【業者】外壁の落書きを消す方法とは」でご紹介します。
では、次に自分で落書きを消すための方法をご紹介します。
【DIY】自分で落書きを消す方法とは
軽度な落書きの場合は自分で消すことも可能です。
すぐに落書きを消したい、費用を抑えたいという方はまず自分で消す方法を試してみましょう。
軽度の落書きとは
- 水性のペンやインクで落書き
- 落書き範囲が小さく目立たない落書き
上記のような落書きの場合は、自分で対応しても落書きを消せる可能性が高いので一度自分で消す方法を試してみるのもおすすめです。
自分で簡単に落書きを消す方法
基本的に自分で消せる落書きは壁の洗浄で消せるくらいの落書きです。
ご家庭でも普段から使っているようなもので洗浄ができるので、業者に依頼する前に洗浄で落書きが消せるか試してみましょう。
- メラミンスポンジと家庭用アルカリ性洗剤を使って落書き部分を洗い流す
- メラミンスポンジで消えない部分(溝など)はたわしでこする
ただし、強くこすり過ぎると塗装が剥がれてしまうので、注意しましょう!
上のような方法でも消えない場合は、次の方法を試してみましょう。
※次の方法では薬剤を使用するので使い方が分からない場合は、無理に行わないようにしましょう。
なかなか落ちない落書きを消す方法
上の方法で落書きが消えなかった場合は、落書き消し薬液を使用してみましょう。
落書き消し薬液にはスプレータイプと塗布タイプがありますが、スプレータイプは扱いが難しいので塗布タイプをおすすめします。
- 塗装用マスク・ゴーグル・手袋を着用する
- 落書き部分に落書き消し薬液を塗る
- 薬液を塗ったら10分ほど待つ
- たわし、もしくはメラニンスポンジを使用して落書き部分をこする
- 高圧洗浄機などで薬液を洗い流す
落書き消し薬液は人体に有害な場合があるので、目や口から薬液が入ったり体についたりしないようにしましょう!
上のような方法で落書き消しを試してもきれいに消えなかった場合は、専門業者に依頼しましょう。
【業者】外壁の落書きを消す方法とは
落書きされた部分の汚れを落とす
軽度な落書きの場合は落書きされた部分を洗浄することによって落書きが消えることがあります。
洗い流すだけで落書きが落ちる場合は以下のような方法を行います。
落書きの程度 | 方法 |
---|---|
落書き箇所が小さい場合 | メラミンスポンジでこする |
落書き箇所が大きい場合・落書き箇所が広い場合 | 落書きされた部分にコンクリート用洗剤を塗って10分ほど放置してから洗い流す |
ホコリ・コケ・水垢がついている場合 | 高圧洗浄機を使用する |
落書きの上から塗装する
落書きの範囲が広い場合やなかなか消えない場合は上から塗装し直すのも一つです。
再塗装すれば新品のような仕上がりになるので、気分もスッキリするでしょう。
塗装の流れ
- 塗装する部分の汚れをブラシやスポンジや高圧洗浄機で洗い流す
- 塗装しない部分に新聞紙やシートでカバーする
- ローラーもしくはハケで塗装する
- 1度塗りしても落書きが透ける場合は、2度塗りを行います。
- 塗装した部分を乾かす
ただし、塗装した部分を乾かしている際には、他の人が触ったりしないように「ペンキ塗りたて」などの表示をしておきましょう。
専門業者に依頼した場合の費用相場
コンクリート壁の落書き消しをプロに依頼した場合の費用相場は、5,000円~(1㎡あたり)です。
落書きで使用された素材などによっても費用は変わってきます。
まずは、信頼できる業者に見積もりを依頼してみましょう。
できるだけ専門業者に依頼しましょう
落書きの範囲が広い場合やなかなか消えない落書きの場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。
高圧洗浄機やスポンジで洗い流すだけで落ちる落書きの場合は自分で行っても良いですが、薬液を使用して落書きを消す場合や塗料で塗装し直す場合は専門業者に依頼するようにしましょう。
専門業者に依頼するのがおすすめの理由
- 落書き消しに使用する薬液は人体に有害なものもある
- 方法を間違えるとさらに外壁が傷むことがある
- きれいに落書きが消せる
このような理由から、専門業者に依頼するのをおすすめします。
落書きを消すための薬液は素人が扱うのは難しいタイプも多いので、できるだけ専門業者に依頼してきれいに落書きを消してもらいましょう。
専門業者であれば仕上がりもきれいになるでしょう。
何度も落書きを繰り返されている場合
落書きは何度消しても繰り返されるというケースも多いです。
そのような場合は落書き防止塗料を塗るのも一つです。
落書き防止塗料を塗っておくと万が一落書きをされても簡単に除去できます。
落書き防止塗料は専門業者に依頼すると塗ってもらえるので、興味がある方は専門業者に相談してみましょう。
まとめ
軽度な落書きは自分で消すこともできます。
しかし、落書き範囲が広い場合や消しづらい素材で落書きをされた場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
消しづらい落書きを消すためには薬液を使用しますが、その薬液は人体に有害なものもあるので素人が扱うのは難しいです。
また、再度塗装し直すにしても素人が一から塗装をするのは難しいでしょう。
専門業者であればきれいな仕上がりになり、落書き防止対策も可能なので、無理せず相談してみてください。
何度も落書きを繰り返される場合や内容がひどい場合などは、地域や警察に相談しましょう。